「カミロボ」が、映画「アイアンマン」の
福岡地区のプロモーションのお手伝いを
させて頂く事になりました。
一番最初に、広告代理店さんから
今回のお話を伺った時、
「なるほど!それはアイアンマンというより
ペーパーマンですな! ガハハハ!」
…と自分の中の ” オヤジ成分 ” が
口の筋肉を動かしそうになったけど、
そこはグッとこらえて
自分の中の ” 少年成分 ” と共に作業を始
める事としました。
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「25センチのダンボールアイアンマン」
プロモーション的には、
展示物として「2メートルの紙アイアンマン」と
頒布物として「かんたんカミロボ」を
作る事になったのですが、
いずれにしてもまずはすべての雛形となる立体物を
作る事が良いだろうと考え、25センチサイズで
ダンボール製のアイアンマンを作りました。
今回のアイアンマンは
非常にスタイリッシュなデザインになっていますが、
だからこそ、紙で作った場合の見え方を探るためにも
これは必要な作業となりました。
ま、精巧に作り込んだ立体が必要ならば
FRP立像やPVCフィギュアにすれば良い、という事になるので、
この場合はシルエットを大きく捉えて
「あぁ、紙で出来てるんだ!」って事が
強い印象として見えるように、と、そんな感じで進めました。
昔の素朴な感じのアイアンマンも好きなので、
そんな感じもイメージしつつ、ですね。
「かんたんカミロボ アイアンマン」
今回は「イベント会場で短時間で作れる事」が
条件になっていたので、
道具を使わなくても簡単に作れる型紙に仕上げました。
型紙に求められる条件はその都度バラバラで、
切り取り用のミシン目が入るか入らないかによっても
型紙は変わってくるし、
これはこれで奥が深いと感じています。
「2メートルの紙製アイアンマン」
これに関しては、データ起こしの
紙製立体物製作を得意とされている業者さんと
連携して作る事となりました。
2メートルで自立するダンボール製の立体は
かなりの迫力です。
大きな紙工作はそれはそれで独特の魅力を感じるもので、
いつかはこれくらいのサイズの紙の立体も
自力で作ってみたいものだなぁ…なんて事を
思ったりもしました。
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9月13日~14日イオンモール福岡ルクルにて
ワークショップイベントを開催しました。
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この原稿が掲載される時点では
すでにイベントは終了しまっているのですが、
今回はプロモーションイベントで
福岡に行かせて頂く事にもなっていて、
「博多で旨いものが食える!」ってのが
正直、大きなモチベーションになっていた、
最終的に ” オヤジ成分 ” 全開の僕でした…
雑誌「Quanto」2008年8月号掲載 |